ホームページを更新したら、ブラウザで更新が反映されているか確認しますが、
時々ブラウザ上で更新が反映されないことがあります。
このようなシュチュエーションはよくあります。
ブラウザで更新が確認できないときに試すべき手順を初心者向けに解説しますね。
まずは、F5キーで更新
ブラウザ上での更新が見られない場合は、まずはF5キーを押してみましょう。
これはページをリロードする方法です。多くの場合、最新の変更が反映されます。
強制再読み込み
それでも更新の確認できない場合は、CTRLキーを押しながらF5キーを押して、強制再読み込みします。
一部のブラウザ(例えばChrome)では、通常のリロードだけではなく、
CTRLキーを押しながらF5キーを押すことで、
キャッシュを無視してページを再読み込みすることができます。
これにより、最新の変更が表示される可能性が高くなります。
パソコンのキャッシュをクリアする
それでも更新されない場合は、パソコンのキャッシュをクリアします。
ブラウザは一時的なデータをキャッシュに保存します。
次回アクセス時にそれを使用することで、ページの読み込みを高速化します。
しかし、このキャッシュが更新されないことが時々あるため、
PCのキャッシュをクリアする必要があります。
ただし、キャッシュをクリアすると、保存していたIDやPWなどの情報も消える可能性がある。つまりパソコンでID・PWを使ってログインしていたサイトは、再度設定が必要になります。余計な時間と手間がかかりますので注意が必要です。
特定のサイトのみキャッシュクリアする方法
なるべくキャッシュクリアを避けたい場合は、全体のキャッシュをクリアする代わりに
特定のページのキャッシュだけをクリアすることもできます。
他のサイトやアカウント情報に影響を与えることなく、問題のページだけを更新することができます。
Google Chromeのキャッシュクリア方法です。
まずは、キャッシュをクリアしたいサイトを開きます。
次に、デベロッパーツールを開きます。
Windowsは「F12キー」または「Ctrl + Shift + I」、
Macでは「Cmd + Shift + C」を押してください。
デベロッパーツールを開いた状態で、更新ボタンを長押しします。
長押しすると、選択肢が表示されますので、「キャッシュの消去とハード再読み込み」をクリックしてください。
確認画面なしで、即時にキャッシュがクリアされます。
これで特定のサイトのみのキャッシュクリアが可能です。
シークレットモード(プライベートモード)で確認する方法
キャッシュクリアもしたくない!という方はシークレットモードで確認する方法もあります。
シークレットモード(またはプライベートモード)では、
ブラウザが一時的なデータを保存しないため、常に最新の状態でページを表示します。
シークレットモードで問題のURLを開いて確認してみてください。
根本的な作業漏れの可能性も
それでも更新が確認できない場合、考えられるのは、作業ページが違うなど根本的な作業漏れの可能性があります。
ご自身でウェブサイトを更新されている場合は、再確認してみましょう。
ホームページ制作会社へ作業を依頼している場合は、
これらの手順で確認したことを伝え、問題の解決に向けて連絡しましょう。
制作会社はより詳細な調査や修正を行うことができます。
余談ですが、上記の手順で確認した事を伝えてない場合、
同じような更新手順をしてください。と言われる可能性が高いです。
さらに、Web制作会社とのやりとりが円滑に行えるポイントをお伝えします。
Web制作会社へ更新依頼をする時、円滑にすすめるポイント
上記の確認手順をすべて試しても更新が反映されない場合は、以下の情報を制作会社に伝えてください。
- 確認した日時
- 確認した方法(Mac・Windows・iPhoneなどデバイス情報・Chrom・Firefoxなどブラウザ情報、確認手順)
- 該当ページのURL
- スクリーンショット
- 依頼内容(具体的に。複数ページに渡る場合は、そのページを全部伝えるとスムーズ)
これらの情報を事前に準備しておくことで、制作会社は迅速に問題を特定し、解決することができます。
抽象的な変更依頼は 作業が遅れる原因になります。
例えば、「ホームページの表示がおかしいので直して下さい」という依頼をメールでした場合。
どのページ(URL)が、どういう風におかしいのか(レイアウトがずれているのか、写真が見れなくなっているのかなど)制作会社へ具体的に伝えないと、
制作会社は、全ページを確認しなければいけません。
もしかしたら、あたなの意図しないページを作業する可能性もあります。
何度も確認が必要になり、時間の無駄が発生します。
作業依頼をする場合は上記を考慮して依頼してみてくださいね。