Googleディスカバーってなに?
「Googleディスカバー(Discover)」
という言葉を聞いたことはありますか?
Googleディスカバー(Discover)は
Googleが提供しているサービスで、
わざわざ検索しなくても、
ユーザーの興味に合った情報が
自動で表示されるというものです。
実は、あなたが書いた記事がこの「Googleディスカバー(Discover)」に
掲載されれば、検索エンジンからの流入とは別に、
大量のアクセスを得られる可能性があります。
この記事では、初心者でもわかるように、
Googleディスカバー(Discover)の仕組みや、
掲載されることで得られるメリット・注意点そしてSEO対策として意識すべきポイントを解説していきます。
Googleディスカバー(Discover)とは?仕組みをざっくり解説
検索しなくても情報が届く「レコメンド型メディア」
Googleディスカバーは、GoogleアプリのトップやChromeの新規タブなどに表示される
「ニュースフィード」のようなもので、
ユーザーが検索しなくても興味のある話題が自動で届けられる仕組みです。
ユーザーの検索履歴・Webの閲覧履歴・位置情報・YouTubeの視聴履歴などをもとに、
GoogleのAIが「今この人が気になりそう」と判断した記事や動画をレコメンド(オススメ)してくれるのです。

検索結果とは違う“発見”の流入
Google検索は「キーワードを入力して答えを探す」行動ですが、
ディスカバーは「ユーザーがまだ知らない情報を提案する」役割。
つまり、あなたの記事が“検索されなくても”読まれる可能性があるのです。
Googleディスカバー(Discover)に掲載されるとどうなる?【3つのメリット】
- 爆発的なアクセスが期待できる
Googleディスカバーに掲載されると、
1日で数千〜数万PVが急に発生することもあります。
特にスマホユーザーに多くリーチでき、トレンドに乗った記事ならSNSの拡散も加わり、大きな反響を得る可能性があります。 - 検索順位に関係なく読まれる
通常のSEO対策では、検索上位に表示されないとアクセスが得られませんが、ディスカバーは別。
検索順位に関係なく、ユーザーの関心に合っていれば表示されるため、SEOに弱い初心者でもチャンスがあります。 - 自分のメディアやブランドの認知拡大
多くの人に記事が届けば、
自分のブログや商品・サービスの存在を
知ってもらうきっかけになります。
繰り返し表示されることで
「信頼性」や「親しみ」が生まれ、
ファンが増えることにもつながります。
でも注意!Googleディスカバーの【デメリット・注意点】
- 安定して掲載されるわけではない
一度ディスカバーに載っても、次も掲載されるとは限りません。
Googleのアルゴリズムによる選定なので、
「なぜ掲載されたか」「なぜ外れたのか」はブラックボックスです。 - 一時的なアクセスに期待しすぎると危険
掲載期間は非常に短く、数時間〜数日で表示されなくなることも。
PVに慣れてしまうと、通常時のアクセス数とのギャップにがっかりしてしまうことがあります。 - 明確な対策がない
Googleはディスカバーの選定基準を公開していません。
つまり、「これをやれば必ず載る」という確実な方法はないのです。
アクセス数を伸ばしたいなら、あくまで“おまけ”程度に考えるのが安全です。
Googleディスカバーに掲載されやすくする【7つのポイント】
では、ディスカバーに載るためにはどんな記事を書けばいいのか?
気になる所だと思います。
Google公式や、経験則に基づいたポイントを整理してご紹介します。
- E-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)を意識する
Googleの評価基準「E-E-A-T」は、ディスカバーでも重要です。
E-E-A-TとはGoogleが「信頼できる情報かどうか」を判断するための基準のこと。
それぞれの頭文字は下記の意味です。
・E(Experience):実体験に基づいているか
・E(Expertise):その分野に詳しい専門性があるか
・A(Authoritativeness):発信者やサイトの権威性があるか
・T(Trustworthiness):全体的に信頼できる情報か
専門家でなくても、自分の体験談や実例を交えて書けばE-E-A-Tの評価は高まりやすくなります。
医療・健康・金融などのYMYL(Your Money Your Life)ジャンルでは特に信頼性が重視されます。
初心者であっても、「自分の体験に基づいた内容」や「実際の検証結果」を盛り込むことで、
オリジナリティと信頼感を出すことができます。 - タイトルとアイキャッチ画像を工夫する
ディスカバーは画像付きで表示されるため、
目を引くサムネイルとタイトルが重要になります。
クリックしたくなるような表現を意識しましょう。
例えば
・「たった3分で変わる?Googleディスカバーで記事が読まれる秘訣」
・「知らなきゃ損!ブログ初心者がディスカバーでアクセス急増した話」 - モバイル対応と読みやすさ
スマートフォンユーザーが多い現在、
モバイル表示でもストレスなく読めることがとても重要です。
行間やフォントサイズ、ボタンの押しやすさなどを見直し、スマホでも快適に読める設計を心がけましょう。
あわせて、構造化データの設定やページの表示速度も確認しておくと効果的です。 - 新しさ・トレンド性を意識したテーマ選び
Googleディスカバーは「今この瞬間の興味」に強く反応します。
最新ニュース、流行している話題、自分の専門ジャンルのアップデート情報などは反応を得やすいです。 - SNSと連携し、記事の反応を高める
記事をSNSで拡散し、エンゲージメント(シェア、いいね、コメント)が増えることで、ディスカバーに掲載されやすくなる傾向があります。 - オリジナル性の高いコンテンツ
コピペやリライトだけの内容では、ディスカバーに載る可能性は低いといえます。体験談、比較、まとめ、インタビューなど、自分だから書ける内容を意識しましょう。 - Googleサーチコンソールで“Discover”の確認
記事がディスカバーに掲載されていたかは、Google Search Console の「Discover」レポートで確認できます。
表示回数・クリック数・表示された記事が一覧で見られるので、成功パターンを分析しましょう。
行政書士ジャジーさんの記事がGoogleディスカバーに掲載!
弊社で“プチリニューアル”をサポートさせていただきました、
終活・相続・遺言書を専門とする行政書士・城間恒浩(ジャジー)さんの記事が
Googleディスカバーに掲載されたそうです。
その記事がこちら

1日の表示回数が数千越え、それに伴いクリック数もすごかった!
CTR(クリック率)は12.3%という桁違いな数字を見ました。
ホームページの表示回数に対するクリック数は、
平均で3〜4%程度と言われてるので
驚異的な数字です。
Googleディスカバーの凄さを実感。
終活・相続・遺言書を専門とする行政書士・城間恒浩(ジャジー)さんの紹介
ジャジーさんは、法律の堅いイメージを覆す、やさしくわかりやすい情報発信で多くの読者に支持されています。
沖縄県を拠点に、相談者に寄り添ったサポートを提供されており、ブログでも豊富な実例やコラムを継続的に発信されています。
https://jazzyshiroma.com/
本当に大切なのは、問い合わせや購入など「成果につながるかどうか」
ここまで読んで、ディスカバーに掲載されるいい記事を書こう!と思われた方も多いかもしれません。
ちょっと待った!
いくら記事が読まれても、サイトに適切な導線(お問い合わせフォーム・購入ボタン・関連リンク)がなければ、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
「読まれたあと、何をしてほしいか」を明確にして、
記事内やページ全体の設計を見直しておくことが、先に考えるべきことです!
せっかくディスカバーに掲載されて、アクセスが増えても結果がでなければ本末転倒です。
良い記事づくりの継続がディスカバー掲載への近道
最後に重要なポイントをお伝えします。
Googleディスカバーだけを狙って記事を書くのは、
再現性が低くおすすめできません。
むしろ、「検索されても読まれる良い記事」を丁寧に書いた結果、
ディスカバーにも載る…というのが理想的な流れです。
つまり、「Googleディスカバーに載せること」を目的に記事を書くのではなく、
あくまでSEOを意識した質の高い記事をコツコツ積み重ねることが大切です。
その結果として、Googleディスカバーに掲載される“チャンスが生まれる”ということを覚えておきましょう。